2004年12月08日

ブラジルの事実にもとづく物語「シティ・オブ・ゴッド」




ただただ「圧巻」の一言!

物語は1960年後半のブラジル、リオ・デ・ジャネイロ、貧しい人々(を隔離する)ために、政府が作った公営住宅地 "CIDADE DE DEUS"(シティ・オブ・ゴッド)から始まる。

その貧しいスラム街を舞台に、暴力と貧困に埋め尽くされた子どもたちの日常を実録タッチで描いた衝撃のヒューマンドラマ。

幼い少年達が銃を手に殺人を繰り返し、やがて街を仕切るギャングへと成長し激しい抗争に明け暮れる姿を壮絶な暴力描写で綴っていく。

1960年代後半、リオ・デ・ジャネイロのスラム街「シティ・オブ・ゴッド」では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。

そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。

ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。

70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。


出演者たちは実際にシティ・オブ・ゴッドで暮らす住人たちで、ロケも現地で敢行、 撮影中にも銃声が聞こえてきたらしい。
そんなリアルな状況下で撮影された、 生々しい映像が見どころ。

それにしても、これほど残虐なシーンが、ちゃんとエンターテイメントしているのは、おそらくカメラワークと細かなカットが素晴らしいからだと思う。

物語のほとんどが、最初のシーンで登場した青年の回想シーン、という作りになっているのだけど、複線もいっぱい、登場人物も多く、ゴチャゴチャしやすいはずなのに、ちゃんと分かる。

オープニングや途中のダンスシーンなどは、MTVばりの格好良さ。
音楽も素晴らしい。

うーん、何かに似ている、、、と思ったら、ガイリッチー監督の「ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ」だ!
あのサクサク感とノリの良さが、この映画にはある。
だから、血みどろの怖いギャング映画なのに、最後まで面白く見れるんだろう。

監督のフェルナンド・メイレレスは、1980年代後半、多くのTVコマーシャルを手がけたそう。なるほど、納得。


監督:フェルナンド・メイレレス
原作:パウロ・リンス
脚本:ブラウリオ・マントヴァーニ
撮影:セザール・シャローン
音楽:アントニオ・ピント エド・コルテス
出演:アレクサンドル・ロドリゲス:ブスカペ
   レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ:リトル・ゼ(リトル・ダイス)
   セウ・ジョルジ:マネ
   アリス・ブラガ:アンジェリカ
   ダグラス・シルヴァ: リトル・ダイス


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「シティ・オブ・ゴッド」はまるで「ブラジル版時計じかけのオレンジ」のようだ!!! 「映画史上最もギラギラした映画」だと、最初映画館で見た時は思った。 しかし今日二度目に見て思った。 この映画は「映画史上最もギラギラとし、かつ最も流暢にストーリーを語る
シティ・オブ・ゴッド【映画と大学5年生とあわあわとした日々たち。】at 2004年12月09日 01:24
この記事へのコメント
リオの現実は、映画より凄いようです。
現実は、映画を越えています。
Posted by Sao Paulo at 2004年12月09日 06:23
はじめまして!
Sao Pauloさんのブログ、拝見しました〜。

実際にブラジルにいる方の重みあるコメントだけにビックリ。

現実を元にしているとはいえ、これと同じレベルではないだろう、いくらなんでも、と思っていました。。

越えているなんて!!!

うーん、これを越える現実っていったい。。
Posted by モガジョ at 2004年12月13日 23:36