2004年08月24日

ニューヨークのクラブにあるトイレが舞台「フラッシュ」

見て良かった度:★★★★★

1997年のアメリカ映画、キャリー・アンセル監督作品「フラッシュ」を観た。
ヒップでポップな会話はトイレから、ということで全編トイレ撮影。
ニューヨークのダウンタウンにあるクラブのトイレが舞台なのです。

入れ替わり入ってきた客のトイレでの会話や独り言。
それだけの内容なのですが、無防備になった人間の情けなくも可愛らしい姿に思わず爆笑してしまう、とほほコメディです。

便座シートが品切れで便器と格闘する少女の姿や、トイレでオシッコをしている最中、どうしても隣が気になってしまって自分はホモセクシャルなのでは?と思い悩む男性など、”悩める現代のアメリカ(?)”を浮彫りにした作品。

ちなみに脚本・監督どちらもキャリー・アンセルという女性の方。
それだけに、視点がとっても女性的でちょっとブラックユーモアでバランスの良い映画だった。

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