2004年09月24日

悩んでるけどポジティブに「アタックナンバーハーフ」

atackオカマもオナベもノンケも混ざり合って、優秀を目指す!

タイ映画「アタックナンバーハーフ」を観た。

1996年のタイ国体に、選手のほとんどがオカマで、監督はオナベというバレーボールチーム「サトリーレック(鋼鉄の淑女)」が出場。
しかも並みいる強豪を破って優勝してしまう?!

この映画はその実話をもとにしたスポ根コメディです。

はじめは冷ややかな目で見られ、笑われる「サトリーレック」が、実力がついて大会を勝ち進むにつれて熱い声援を受けるようになっていく姿は見ていて感動、そして爽快!

コメディでありながらも、ちゃんと「人権問題」とか「マイノリティ」に対するメッセージが込められているところも素晴らしい。


この映画は本国タイで記録的な大ヒットだったらしいです。
しかもTVや映画ではタブー視されていたオカマの映画がヒットするというのはちょっとした“事件”だったそう。

映画のモデルとなった本物のサトリーレックの人気と、この映画のヒットによってタイ人のオカマに対する見方が変わったと言われる程の“問題映画”。

でも本国では、どちらかというと「笑えるオカマ映画」という部分が評価され、「コメディ映画」としてヒットの要因だったらしいです。

日本を含め、国外では、彼らカトゥーイ(オカマやゲイの総称)たちが、社会から受け続ける差別や偏見、性同一障害の問題などを乗り越えて、友情を育んでいく過程が評価されたのでした。

この映画には、続編の「アタックナンバーハーフ2」があり、メンバーが出会ったきっかけや、それぞれの物語を深く掘り下げたストーリーになっていて、こちらも非常に面白かったですよ。


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